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ミノキシジルで多毛症になったらやめれば治るのか
ミノキシジル治療を続け、念願の髪を手に入れたものの、同時に現れた多毛症に悩んでいる。「この腕毛や顔の産毛、どうにかならないのか」「もし治療をやめたら、この濃い体毛は元に戻るのだろうか」。これは、多くの使用者が抱く切実な疑問です。まず、すでに生えてしまった濃い体毛への対処法ですが、いくつか選択肢があります。最も手軽なのは、カミソリや電気シェーバーで「剃る」ことです。ただし、肌への負担や、剃った後のチクチク感が気になる場合もあります。また、除毛クリームを使う方法もありますが、肌が弱い人はかぶれなどのリスクに注意が必要です。より根本的な対策を望むなら、美容クリニックや皮膚科で「レーザー脱毛」や「光脱毛」を受けるという選択肢もあります。費用はかかりますが、長期的な減毛効果が期待できます。ミノキシジル治療と並行して、気になる部位だけ脱毛を行う人も少なくありません。そして、最も重要な疑問、「ミノキシジルをやめれば、多毛症は治るのか」についてです。結論から言うと、一般的には「はい、時間をかけて元の状態に戻っていくことが多い」と言えます。多毛症は、ミノキシジルの薬理作用によって、毛根が活性化している状態です。そのため、原因となっているミノキシジルの服用や塗布を中止すれば、その作用はなくなり、活性化していた体毛の毛根も、徐々に元の活動レベルに戻っていきます。濃く太くなっていた毛も、ヘアサイクルを経て、やがて抜け落ち、次に生えてくる毛は以前のような細い産毛に戻っていくと考えられています。ただし、元に戻るまでには、数ヶ月から半年程度の時間が必要です。すぐに効果が消えるわけではありません。ここで注意すべきは、多毛症が治まるのと同時に、頭髪に対するミノキシジルの発毛・育毛効果も失われるということです。治療を中止すれば、AGAは再び進行を始め、時間をかけて元の薄毛の状態に戻ってしまう可能性が高いのです。多毛症の悩みと、薄毛に戻る恐怖。この二つを天秤にかけ、治療を続けるか、中止するかという、難しい判断を迫られることになるのです。