-
効果が出るまでの期間と長期服用の重要性
プロペシアは即効性のある薬ではなくじっくりと時間をかけて体の内側からヘアサイクルを立て直していく薬であるため効果を実感できるまでには最低でも六ヶ月の連続服用が必要であるとされています。服用を開始しても最初の数ヶ月間は見た目の変化がほとんどないか初期脱毛によって一時的に薄くなったように感じることさえあるためモチベーションを維持するのが難しい時期と言えますが体の中では着実に変化が起きています。三ヶ月から四ヶ月ほど経つと抜け毛の減少を実感する人が増え始め洗髪時の排水溝の毛が減ったり朝起きた時の枕の抜け毛が減ったりといった小さな変化に気づくようになります。そして六ヶ月を迎える頃には産毛が生えてきたり髪にコシが出てきたりして地肌の透け感が改善されたことを鏡で確認できるようになり周囲の人からも「髪が増えた?」と指摘されることが増えてきます。日本皮膚科学会のガイドラインでも効果判定の目安は六ヶ月とされておりもし半年服用しても全く変化がない場合は薬が効きにくい体質であるか別の原因による脱毛症である可能性を疑う必要があります。さらにプロペシアの真価は一年二年と長期服用することで発揮され国内の長期投与試験では一年で五十八パーセント二年で六十八パーセント三年で七十八パーセントの患者に改善が認められたというデータがあり長く続けるほど効果が高まる傾向にあります。しかしここで注意しなければならないのはプロペシアは薄毛を「治癒」させる薬ではなく「抑制」する薬であるため服用を中止すれば再びDHTの影響を受けてヘアサイクルが短縮し薄毛が進行してしまうリバウンドが起こるという点です。つまりフサフサな髪を維持したいと望む限り服用を続ける必要がありこれは高血圧や糖尿病の薬と同じように一生付き合っていくライフスタイルドラッグとしての側面を持っています。経済的な負担や通院の手間はかかりますが将来の自分の姿への投資と捉え毎日の歯磨きのように習慣化してしまうことがストレスなく治療を続けるコツであり途中で勝手にやめたり飲んだり飲まなかったりすることが一番良くない結果を招くことを肝に銘じておくべきです。