ブリーチをしている人が「最近髪が薄くなった気がする」と感じた時それがブリーチによるダメージで髪が切れているだけの「切れ毛」なのかそれとも毛根自体が弱って髪が抜けている「本当の薄毛(脱毛症)」なのかを見極めることはその後の対策を決定する上で非常に重要でありいくつかのセルフチェックポイントを知っておくことで冷静な判断が可能になります。まず最も分かりやすい指標は抜け落ちた髪の毛の形状を観察することであり床や枕元に落ちている髪を拾ってその毛先と毛根を虫眼鏡やスマートフォンの拡大鏡でチェックしてみてください。もし落ちている髪の片方に白くて丸い膨らみ(毛球)がなく両端がプツンと切れたような断面になっている場合はそれは「切れ毛」であり毛根は頭皮に残ったまま髪の途中から折れてしまった証拠ですのでこれはダメージケアを強化することで改善が見込めます。一方落ちている髪にしっかりとした毛根がついているにもかかわらずその毛根が黒っぽかったり極端に小さかったりあるいは毛根の先が尖っていたりする場合はヘアサイクルに異常が生じている「抜け毛」の可能性が高くブリーチの刺激やその他の要因で成長期が短縮されている危険信号です。次に髪を軽く引っ張ってみるテストも有効で濡れた状態の髪を数本つまんで優しく引っ張った時にゴムのように伸びて戻らなかったり簡単に切れてしまったりする場合は髪の内部のタンパク質が流出してスカスカになっている「テロ毛」と呼ばれる状態で切れ毛予備軍と言えます。また薄くなっている部位を確認することも重要でブリーチ剤を塗布しやすい頭頂部や分け目表面の髪だけが薄くなっている場合は物理的なダメージによる切れ毛の可能性が高いですが生え際やこめかみなど特定の部位が集中的に後退している場合はAGAや牽引性脱毛症などの別の原因が絡んでいる可能性があります。さらに頭皮の状態もチェックポイントであり頭皮が赤く炎症を起こしていたりフケが大量に出ていたりする場合は薬剤による接触性皮膚炎が原因で脱毛が起きている可能性がありこの場合は直ちに皮膚科を受診して炎症を抑える治療を行う必要があります。切れ毛であればトリートメントやカットで対処できますが毛根からの脱毛であればブリーチを即刻中止し育毛治療に切り替える必要があるため自己判断で放置せずに髪からのSOSを正しく読み取ることが未来のフサフサな髪を守るための分かれ道となるのです。
切れ毛と薄毛の違いを見分けるセルフチェック